住宅ローンを繰上げ返済する方法と時期について

“住宅ローンを35年などの長期で借りている場合、定年後までローンを払わなければならないというケースも多いと思います。そのまま月々の返済額を返し続けていくだけでは老後が心配ですし、長く借りているとそれだけ利息も多く支払うことになります。少し現在の資金状況で余裕が出てきた場合には、繰上げ返済をするのがおすすめです。多くの銀行がインターネットバンキングを導入しており、自宅からでも簡単に手続きができます。また繰り上げ返済にかかる手数料を無料にしたり繰り上げ返済金額を1万円~できるように設定したりしていて、利用しやすくなっています。
繰り上げ返済の方法としては、返済期間が短縮される「返済期間見直し方式」と返済額が軽減される「返済額見直し方式」の2種類があります。長くローンを組んでいて、1年でもいいから短くしたいという場合には前者の「返済期間見直し方式」がおすすめです。こちらのほうが利息もより減らすことができます。ローンの年数はこのままでもいいけれど、月々の返済額をもっと抑えたいという場合は後者の「返済額見直し方式」がおすすめです。今後、子供の成長に伴って毎月の支出が増える事などが予測されている場合は、こちらである程度繰上げ返済しておけば月々の家計が楽になります。繰上げ返済をすることで、借入時に支払っていた保証料が、額に応じて返還されます。微々たる額ではありますが、そういった細かい収入も大切です。
繰り上げ返済を行う時期は、早ければ早いほど利息の軽減効果が大きくなります。しかし、だからといって貯蓄を切り崩して返済してしまうと、万が一の時にお金がないということになってしまいます。最低限、家族が半年~1年程度生活できるだけの貯蓄をして、余裕がある分は返済に回すほうがよいでしょう。また住宅ローン減税を受けている間は、繰上げしてローン残高が減ることで減税基準から外れてしまう場合もあります。そうなるとかえって損をしてしまうので、残高を確認しながら行うようにしましょう。”