住宅ローンを利用するときに大切な住宅会社選び

家を建てるときに資金を一括で払うというのは、大変なことですから、住宅ローンを利用するのが一般的です。
そのとき、職業・収入や貯蓄などの返済能力を審査で問われることになりますが、より審査に通りやすくするためには契約する住宅会社選びも大切です。
住宅会社は家を建てるだけなのに、どうして住宅ローンの返済に関係してくるのかというと、住宅会社と金融機関で良好な関係を築いていると話がつけやすくなります。加えて、住宅会社はこれまでの経験から、どこの金融機関であれば住宅ローンの審査に通りやすいのか、という情報を持っているのです。
もちろん、返済能力がない人が審査に通るようにするほど、住宅会社の担当者の力が強いわけではありませんが、住宅ローンの申請をするにあたって、融資額や返済方法などの条件について、的確なアドバイスをしてくれるのです。

住宅会社といっても地域密着型の小さな工務店から、全国に展開している大手まであります。
家の仕上がりに違いが出てくるだけでなく、このような場合にも大手のほうが有利に働きます。それは、ただ会社の看板が大きいというだけでなく、万が一対応が起きた時に家の担保価値が大手のほうが高くなる、ということもあるからです。つまり、金融機関としても、どれほど良い顧客でも貸し倒れというリスクが排除できない以上、家を売却して損失を小さくできる、という点を重視するのです。

それから、審査の通りやすさ、ということとは別に、手続きはどうするのか、ということもよく調べておきましょう。
住宅ローンの申請では、書類を取り寄せたり提出したりと、いろいろと面倒な作業をすることになります。ですから、そういった作業を住宅会社に代行してもらうこともできます。住宅会社の系列に金融機関があると、よりスムーズに手続きができますから、安心です。ただし、料金については無償でやってくれる場合と有償でやる場合とがあります。有償の場合には10万円くらいの手数料が追加で必要となりますから、費用の節約を考えるならば、無償か自分で行うことを検討するべきです。

住宅ローン金利種類と特徴のご説明

住宅ローンの金利には、様々な種類と特徴があります。種類は、大きく3種類に分別されそれぞれ特徴があるのです。まずは、変動型ですが、一般的に最も金利が低い特徴があります。その為、低いままであれば利息も少なくなり、総返済額も少なくなるメリットがあります。但し、金融市場の動向を受けて利率が上下に変化する可能性もあります。借入期間中に利率が下がる事もあれば、上昇するリスクも合わせて持っています。その為、完済までの返済計画を立てにくいといった金利タイプでもあります。多くの銀行では、最も低い金利設定となっているのです。次に全期間固定型の金利ですが、変動タイプとは異なり借入から返済まで、一定の利率に固定する事が出来ます。総返済額が最初から決まる為、返済計画が立てやすいという特徴があります。変動タイプと比較すると金利が高くなっている為、利息が多くなる特徴もあります。完済まで一定の返済額となる為、安心感があり将来的な金利上昇リスクを抑える事ができます。変動タイプと比べて借入時に保証料が必要となるのも特徴の一つとなっています。最後に固定期間選択タイプですが、こちらは借入当初の数年間を一定の利率に固定出来る特徴があります。借入当初は、子育てや教育費が嵩み住宅ローン以外の費用が多く必要となります。固定期間選択タイプであれば、当初の利率を低く抑えられる為、月々の返済も楽になります。固定期間は、3年や5年、10年といったタイプがあり、自身で選ぶ事が出来ます。但し、固定期間が終了すると以降は、利率が上昇する特徴があります。再び固定する事も出来れば変動タイプに切り替える事が出来る為、自由に選択出来るタイプとなっています。以上の3種類のタイプに分かれていますが、各銀行によって優遇条件も異なります。住宅ローンの選び方によって返済額も大きく変わってきます。それぞれの金利タイプの特性を活かした住宅ローン選びが必要となります。

住宅ローンの審査について

銀行に住宅ローンを申込むと各段階での審査を経て、問題がないと判定されることで正式に住宅ローンの借入をすることができます。家電製品や自動車等のようにローンやクレジットを使って自由度の高い買い物、というわけにはいきません。申込できる金額がどれくらいなのか把握して予算を組むなど、またローン審査の為に年収証明などを事前に準備しておく必要があります。頭金もある方がローンに有利な場合が多いです。
大まかに、事前審査と本審査があります。通常、買主は必要書類を揃えて提出するだけで住宅会社や仲介業者が提携銀行と手続きを行うことが多いようです。
事前審査は通常、物件を購入申込するとすぐに申込を行い2、3日で合否が判定されます。源泉徴収票などの年収証明書を提出します。銀行によって買主の年収から申込金額が返済可能な金額かどうかが判定されます。また、個人情報の照会が行われます。金融事故の履歴があると断られることになります。また自動車ローンやカードローン、クレジット残高などがあると年間の返済可能金額が合算判定されるので、断られることが多くなります。提出書類には正確にこれらのことを記入、申告する必要があります。無事、事前審査を通過すると物件の本契約をした後、本審査ということになります。住民票や印鑑証明書、購入物件の登記事項証明書や各種図面、評価証明書などを提出します。ここでは銀行の保証会社による審査が行われます。買主の勤務先などの属性が評価されます。勤務先が大企業や公務員など収入が安定した人や、年収が高く返済金額に余裕のある場合は購入金額の全額ローンや諸費用ローンなども利用できることがあります。自営業や自由業の人などまた、年収が低い場合などは頭金をより多く用意し、ローンの割合を低くしないといけないことがあります。また、購入物件の詳細を元にその担保評価を判定し、申込金額が適正であるかの評価がされます。土地の接道状況や都市計画の有無、建物の建ぺい率や容積率の超過などによっては物件の担保評価が低くなりローン金額が減額されたり、断られることがあります。約2週間程度で正式承認となれば融資ということになります。

知って得する住宅ローンの上手な組み方

夢のマイホームは一生に一度の大きな買い物といえるため、不動産を購入するときに借り入れる住宅ローンは、上手な組み方をしなければ結果的に利息の支払いが数百万円も変わってきます。そのため不動産会社や銀行任せにするのではなく、自分で調べて理解をしておくことが大切です。住宅ローンの上手な組み方をするために、五つのコツを挙げていきます。一つ目は借入額はできるだけ少なくすることです。住宅ローンは借金になるため、毎月返済するたびに利息を徴収されているのですが、この利息は返済期間が長くなればなるほど支払総額がどんどん膨れ上がっていくのです。こつこつ貯金をして頭金をしっかり用意することで、借入額は少なくなり、利息の支払いを最小限に抑えることができます。二つ目は金利タイプは変動金利型を選ぶことです。超低金利の時代が続いていて金利が急騰することは考えづらく、毎月の返済額が少なくて済む変動金利型が最適です。三つ目は返済方法は元金均等タイプを選ぶことです。元金均等返済とは、元金は一定ですが支払い当初は利息分が大きくて返済が進んでいくと利息分が少なくなっていくというもので、最初の支払いは大変ですがあとあとお得に返済することができます。四つ目はバンバン繰り上げ返済をすることです。住宅ローンは毎月元本と利息を返済していきますが、返済当初は毎月の半分くらいが利息になり、元本部分がなかなか減りません。そのため定期的に繰り上げ返済をして、元本部分を一気に減らし、利息を無駄に支払わないようにします。五つ目は住宅ローンの返済を優先的に考えることです。住宅ローンの返済はとても長丁場で、その間に車を買い替えたり子供の教育資金などもありますが、借金である住宅ローンの返済を優先的に考えることで、無駄な利息の支払いを抑えることができ、結果的にお得になります。以上のコツを守って住宅ローンの上手な組み方を実践すれば、お得に返済していくことができます。